ソフトバンクの配当金はいつ振り込まれる?100株保有でいくらもらえる?
こんな疑問、悩みに答えます。
本記事では「ソフトバンクの配当金情報を知りたい人」や「ソフトバンクの株を取得しようか迷っている人」に向けて、以下の内容・目的で記事を書いていきます。
- ソフトバンクの配当金はいつ振り込まれるのか
- ソフトバンク100株保有で配当金はいくらもらえるのか
- ソフトバンク株の配当性向・配当利回り・株主優待情報
ソフトバンクの配当金はいつ振り込まれるのか?
そして、ソフトバンク100株で配当金はいくらもらえるのか?
気になるソフトバンク株の配当金に関する最新情報を詳しく解説していきます。
- 配当金が振り込まれるのは、「6月上旬」と「12月上旬」の年2回
- 2023年3月期の1株当たり配当金は、中間配当と期末配当を合わせて「86円」
- 100株保有でもらえる配当金の支払い額は、「8,600円(税引後6,853円)」
- 配当性向は『76.4%』、配当利回りは『5.62%』(いずれも2023年3月期実績)
【2024年最新】ソフトバンクの配当金はいつ振り込まれる?
最も気になるソフトバンクの配当金はいつ振り込まれるのか?
結論からいうと、配当金が振り込まれるのは「6月上旬」と「12月上旬」の年2回です。
ソフトバンクの配当金は、年2回受け取れます。
「期末配当(3月31日)」と「中間配当(9月30日)」で実施された配当金が2~3ヶ月後に支払われます。
過去の配当支払い開始日(期末&中間)
参考までに過去の配当支払い開始日(期末&中間)を表にまとめます。
ソフトバンクの配当支払い開始日 | 中間配当 | 期末配当 |
---|---|---|
2024年3月期 | 2023年12月6日 | 2024年6月6日 |
2023年3月期 | 2022年12月6日 | 2023年6月6日 |
2022年3月期 | 2021年12月6日 | 2022年6月9日 |
2021年3月期 | 2020年12月25日 | 2021年6月8日 |
2020年3月期 | 2019年12月6日 | 2020年6月10日 |
2019年3月期 | -(上場したのが2018年12月19日) | 2019年6月10日 |
上記の通り、配当金の支払いは「6月上旬」と「12月上旬」なのがわかります。
ソフトバンク100株保有で配当金はいくらもらえる?
では次に、ソフトバンク100株保有で配当金はいくらもらえる?表にまとめます。
ソフトバンクの1株あたり配当 | 中間配当 | 期末配当 | 合計 |
---|---|---|---|
2025年3月期(予想) | 43.0円 | 43.0円 | 86.0円 |
2024年3月期 | 43.0円 | 43.0円 | 86.0円 |
2023年3月期 | 43.0円 | 43.0円 | 86.0円 |
2022年3月期 | 43.0円 | 43.0円 | 86.0円 |
2021年3月期 | 43.0円 | 43.0円 | 86.0円 |
2020年3月期 | 42.5円 | 42.5円 | 85.0円 |
2019年3月期 | – | 37.5円 | 37.5円 |
2023年3月期に受け取れる1株あたり配当は「86円」
つまり、ソフトバンクを100株保有していれば「8,600円」受け取れることになります。
税引後の支払い額
ただ、配当金には支払い時に税金がかかります。
税率は「20.315%(所得税・復興特別所得税15.315%、住民税5%)」
なので、税金を引いた税引後の支払い額は「6,853円(100株の場合)」となります。
配当金支払いの権利確定日
ソフトバンクの配当金支払いの権利確定日は「3月31日(期末配当)」と「9月30日(中間配当)」です。
そして、権利確定日の2営業日前が「権利付き最終日」
権利付き最終日とは、株主がその銘柄を保有することで株主権利を得ることができる最終売買日のこと。
つまり、配当金を受け取りたい場合は、権利付き最終日までに株を購入しておく必要があります。
ソフトバンクの期末配当金を受け取れたのは「2024年3月27日」までに株を購入した場合ということです。
ソフトバンクの株価情報(2024年)と配当性向・配当利回り
上記は、過去5年間におけるソフトバンクの株価チャートです。
ここでは、ソフトバンクの株価情報(2024年)と配当性向・配当利回りを詳しくまとめます。
ソフトバンク100株はいくらで買える?
2024年8月6日時点のソフトバンクの株価は「1,784円」
(出典:Yahoo!ファイナンス「ソフトバンク(株)」)
つまり、ソフトバンク株の最低購入代金は「178,400円(1,784円×100株)」です。
(※株式購入時には手数料がかかります。利用している証券会社によって手数料も異なるので注意。)
ソフトバンク株の配当性向は高い?低い?
ソフトバンク株の配当性向は以下の通りです。
ソフトバンク株の配当性向 | 配当性向(連結) | 年間配当金 | 当期純利益(連結) |
---|---|---|---|
2024年3月期(予想) | 96.7%(*1) | 86.0円(*1) | 420,00百万円(*2) |
2023年3月期 | 76.4% | 86.0円 | 531,366百万円 |
2022年3月期 | 78.2% | 86.0円 | 517,075百万円 |
2021年3月期 | 82.8% | 86.0円 | 491,287百万円 |
2020年3月期 | 85.6% | 85.0円 | 473,135百万円 |
2019年3月期 | 83.3%(※通年換算) | 37.5円 | 462,455百万円 |
ソフトバンクの配当性向(連結)は、8割前後。
2024年3月期(予想)については、8割を超える『96.7%』としています。
配当性向とは、会社が税引後の利益である当期純利益のうち、どれだけを配当金の支払いに向けたかを示す指標のこと。
日本企業の配当性向の平均は、30%程度といわれています。
そんな中、ソフトバンクの配当性向は、非常に高い水準にあるといえます。
株主還元策については積極的な姿勢を貫きます。
有報の「配当政策」をみても、「安定的に配当を実施」と「自己株式の取得および消却」から総還元性向85%を目指しています。
実際、今期予想の配当性向は9割超え。
配当金も従来と同様、1株当たり年間86円の配当を予定しています。
ソフトバンク株は個人投資家にとっても、今後の動向に注目したい銘柄だといえそうです。
(*1)出典:ソフトバンク「株主還元・配当」
(*2)出典:ソフトバンク「2023年3月期 決算短信〔IFRS〕(連結)」
ソフトバンク株の配当利回りは良い?競合他社と比較
ソフトバンク株の配当利回りは良いのかどうか?
企業単体で分析しても評価しづらいため、競合他社と比較してみます。
配当利回り比較表(2023年3月期) | 年間配当金 | 株価(期末日の終値) | 配当利回り |
---|---|---|---|
ソフトバンク | 86.0円 | 1,529円 | 5.62% |
NTT | 4.8円 | 158.48円 | 3.03% |
KDDI | 135円 | 4,093円 | 3.29% |
楽天 | -円 | -円 | -% |
プライム全銘柄 | -円 | -円 | 2.20% |
ソフトバンクの配当利回りは『5.62%』
大手通信キャリアの競合と比較しても、優位性あり。
また、東証プライム全銘柄の配当利回り(2.2%)と比較しても高い水準となっています。
つまり、ソフトバンクの配当利回りは高い。
高配当株と呼ばれるだけあって、今後も熱視線は注がれそうです。ソフトバンク株は、個人投資家にも人気の優良銘柄。
ソフトバンクの株主優待有無と優待利回り情報
結論、ソフトバンク、ソフトバンクグループともに株主優待はありません。
ソフトバンクの公式サイトでも以下の通り、終了したことを明示しています。
当社が実施しておりました株主優待制度は、2019年3月末時点の株主名簿に記載または記録された株主の皆さまに対するプログラム(第35回株主優待、2019年11月末日受付終了)を最後に終了しました。
まとめ:ソフトバンク(9434)の配当金・配当性向・配当利回り情報
ソフトバンク(9434)の配当金・配当性向・配当利回り情報に関する情報をまとめてきました。
改めて、ソフトバンクの配当金情報をまとめると、
- 配当金は年2回(期末と中間)受け取れる
- 配当金の受取時期は「6月上旬」と「12月上旬」
- 2023年3月期の1株当たり配当金は「86円」
- 100株保有で支払い額は「8,600円(税引後6,853円)」
- 直近の配当性向(連結)は『80%前後』
- 今後も85%を超える株主還元策を実施表明
- 配当利回りは『5.62%』と競合と比較して高水準
- 株主優待制度は「なし(すでに終了)」
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