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【2024年最新】日本郵船100株保有で配当金はいくら?いつもらえる?

日本郵船100株保有で配当金はいくら?いつもらえる?

こんな疑問、悩みに答えます。

本記事では「日本郵船【9101】の配当金情報が知りたい人」「日本郵船の株を取得しようか迷っている人」に向けて、以下の内容・目的で記事を書いていきます。

本記事で分かること
  • 日本郵船100株保有で配当金はいくらもらえるのか
  • 日本郵船株の配当金(期末&中間)はいつもらえるのか
  • 日本郵船株の配当性向・配当利回り・株主優待情報

日本郵船100株保有で配当金はいくらもらえるのか?

そして、日本郵船株の配当金はいつもらえるのか?

そんな気になる日本郵船株の配当金に関する最新情報を詳しく解説していきます。

本記事の結論を先にお伝えすると・・・
  • 2023年度の1株当たり配当金予想は「130円(期末配当が70円、中間配当が60円)」
  • 100株保有でもらえる支払い額は「13,000円(税引後10,360円)」
  • 配当金をもらえる時期は「6月下旬」と「11月下旬」の年2回
目次

【2024年最新】日本郵船100株保有で配当金はいくら?

日本郵船100株保有で配当金はいくらもらえるのか?

結論からいうと、2023年度の配当金(予想)は「130円」
ですので、日本郵船株を100株保有していれば「13,000円」受け取れることになります。

期末配当が「70円」、中間配当(第2四半期)が「60円」という内容。
2023年8月3日付けにリリースされた「2024年3月期 配当予想の修正に関するお知らせ」で確認できます。

ちなみに、2023年5月9日にもすでに予想を発表していました。
この時の配当予想が「120円」だったので、10円上がったことになります。

過去配当金額の推移

参考までに日本郵船の過去配当金額の推移は以下の通りです。

日本郵船の配当金期末配当中間配当年間配当
2023年度70円(予想)60円130円(予想)
2022年度170円350円520円
2021年度
(※分割調整後)
417円67円483円
2020年度
(※分割調整後)
60円7円67円
2019年度
(※分割調整後)
7円6円13円
出典:日本郵船「配当・株主優待」

2022年度に受け取った配当金は「520円」
比較すると、390円減配したことになりますね。。

というのも、海運株は景気敏感株とも呼ばれています。
そのため、業績に連動した配当を行うことを方針の一つに据えています。

実際、海運株の一つである商船三井もIRで「業績に連動した配当を行います」と明言。
つまり、日本郵船が減配を発表したのは、前期に比べて業績が芳しくない証拠でもあります。

税引後の支払い額

日本郵船の2023年度における配当金(予想)は130円です。

ただ、配当金には支払い時に税金がかかります。
税率は「20.315%(所得税・復興特別所得税15.315%、住民税5%)」

なので、税金を引いた税引後の支払い額は「10,360円(100株の場合)」

日本郵船株の配当金(期末&中間)はいつもらえる?

では次に、日本郵船株の配当金(期末&中間)はいつもらえるのかどうか?

結論からいうと、配当金をもらえるのは「6月下旬」と「11月下旬」の2回です。

前述でも解説の通りで日本郵船の配当金は、年2回受け取れます。
「期末配当(3月31日)」と「中間配当(9月30日)」で実施された配当金を2~3ヶ月後に支払われます。

実際、過去に実施された配当の支払い開始予定日は以下の通り。

日本郵船の配当支払開始予定日期末配当中間配当
2023年度2023年12月1日
2022年度2023年6月22日2022年12月1日
2021年度2022年6月23日2021年12月1日
2020年度2021年6月21日2020年12月2日
2019年度2020年6月30日2019年11月26日
出典:日本郵船「決算短信」

配当の権利確定日

日本郵船の配当の権利確定日は「3月31日」

権利確定日の2営業日前が「権利付き最終日」です。
権利付き最終日とは、株主がその銘柄を保有することで株主権利を得ることができる最終売買日のこと。

つまり、配当金を受け取りたい場合は、権利付き最終日までに株を購入しておく必要があります。
日本郵船の今期配当金を受け取れたのは「2024年3月27日」までに株を購入した場合ということです。

配当金の支払開始日

日本郵船の配当金の支払開始日は前述の通り、権利確定日から数えて2~3ヶ月後になります。

日本郵船の株価情報(2024年)と配当性向・配当利回り

上記は、過去10年間における日本郵船の株価チャートです。

ここでは、日本郵船の株価情報(2024年)と配当性向・配当利回りを詳しくまとめます。

日本郵船株はいくらで買える?

2024年5月2日時点の日本郵船の株価は「4,285円」
(出典:Yahoo!ファイナンス「日本郵船(株)」

つまり、日本郵船株の最低購入代金は「428,500円(4,285円×100株)」です。
(※株式購入時には手数料がかかります。利用している証券会社によって手数料も異なるので注意。)

日本郵船株の配当性向は高い?低い?

日本郵船株の配当性向(連結)は以下の通りです。

日本郵船株の配当性向配当性向(連結)年間配当金当期純利益(連結)
2023年度(予想)30%130円220,000百万円
2022年度26%520円1,012,523百万円
2021年度24%483円1,009,105百万円
2020年度24%67円139,228百万円
2019年度22%13円31,129百万円
出典:日本郵船「配当・株主優待」

配当性向とは、会社が税引後の利益である当期純利益のうち、どれだけを配当金の支払いに向けたかを示す指標のこと。

日本企業の配当性向の平均は、30%程度といわれています。
そんな中、日本郵船の配当性向は、直近の実績でみると30%を下回る水準となってしまっています。

つまり、水準だけで判断するなら日本郵船の配当性向は低い状況。

ただこの状況を真摯に受け止め、株主還元策の強化を実施。
日本郵船は、資本効率性を意識した株主還元を経営上の最重要課題の一つと位置づけ、以下のように表明。

翌連結会計年度以降の新中期経営計画期間では連結配当性向の目安を30%へ引き上げるとともに、2024年3月期及び2025年3月期の二事業年度で合計2,000億円規模の自己株式取得を予定しています。

配当性向の引き上げだけでなく、自己株式の取得まで予定しているとのこと。

引き続き、日本郵船の今後の動向を注視していきたいところです。

日本郵船株の配当利回りは良い?競合他社と比較

日本郵船株の配当利回りは良いのかどうか?
企業単体で分析しても評価しづらいため、競合他社と比較してみます。

配当利回り比較表(2023年3月期)年間配当金株価(期末日の終値)配当利回り
日本郵船520円3,089円16.8%
商船三井560円3,310円16.9%
川崎汽船400円3,025円13.2%
プライム全銘柄-円-円2.20%

日本郵船の配当利回りは『16.8%』

東証プライム全銘柄における配当利回りは『2.2%』
比較しても、日本郵船の方が8倍近く高いのがわかります。

ただ、競合の商船三井とはほぼ互角の水準。
川崎汽船も比較すると低いものの、東証プライム全銘柄よりは高い水準です。

つまり、海運株は総じて配当利回りが高い銘柄。
その中でも優等生なのが、日本郵船株だといえそうです。

日本郵船の株主優待有無と優待利回り

結論、日本郵船の株主優待はあります。

株主優待の内容は「飛鳥クルーズの優待制度(10%割引)」
決算期(3月31日)現在、100株以上所有の株主が対象で、所有株式数に対する優待割引券は以下の通り。

所有株式数優待割引券
100株以上 1,500株未満3枚
1,500株以上 3,000株未満6枚
3,000株以上10枚
出典:日本郵船「配当・株主優待」

株主優待利回りは、割引券のため算出不可能(ゼロ%)となります。

まとめ:日本郵船株を100株保有した場合の配当金情報

日本郵船株を100株保有した場合の配当金情報をまとめてきました。

改めて、日本郵船の配当金情報をまとめると、

日本郵船株を100株保有した場合の配当金情報
  • 配当金は年2回(期末と中間)受け取れる
  • 配当金の受取時期は「6月下旬」と「11月下旬」
  • 2023年度の1株当たり配当金予想は「130円」
  • 2022年度の1株当たり配当金実績は「520円」
  • 100株保有で支払い額は「13,000円(税引後10,360円)」
  • 配当性向(連結)は30%を下回るも配当性向の引き上げを表明
  • 配当利回りは16.8%と高水準(その他海運株も高いのが特徴)
  • 株主優待制度はクルーズ船の割引券
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